加藤産商(東京都中央区、加藤進一社長)の第1四半期(22年10~12月)売上は前年同期比126%となった。国内拠点では、原料値上げの対応や、供給不足となっている原材料の代替品の新規販売、海外需要の伸びに対応した放熱材など特殊材料の輸出が大きく伸長したことが要因となった。ただ、足元(23年1月)では一部需要に陰りが見え始めており、客先での在庫調整などの影響も含め今後の動向を注視している。
海外拠点の現況(22年10~12月)をみると、中国の商社部門(上海、広州、香港)はコロナ感染拡大による現地日系企業の稼働落ち込みにより従来の原料販売は減少したが、新規