ゴム事業は増収増益 昭和HDの4~12月期

2023年02月21日

ゴムタイムス社

 昭和ホールディングスの23年3月期第3四半期連結決算は、売上高が57億400万円で前年同期比27・4%減、営業損益が7300万円(前年同期は営業損失1億2700万円)、経常損益が4000万円(前年同期は経常損失5億3900万円)、四半期純損益が1億700万円(前年同期は四半期純損益8億9200万円)となった。
 セグメントのうち、ゴム事業は、売上高が12億4067万円で同3・6%増、セグメント利益が1859万円(前年同期は740万円の損失)と増収増益となった。積極的に営業拡大を進めた結果、昨年以上に多くの案件に取り組み、また、利益率の上昇も実現した。しかしながら、ガス料金・電力料金のコストアップの影響ならびに輸入品であるゴム等原材料価格の高騰が大きく、利益を圧迫した。
 23年3月期の通期連結業績予想については、同社グループを取り巻く事業環境が目まぐるしく変化しているため同社の連結子会社等の進出している各国の状況を詳細に精査・検討を行う必要があり、現時点では適切な予想をすることが困難なことから、業績予想の公表を差し控えた。

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