東レと東レフィルム加工は2月14日、販売する全フィルム製品および加工品の価格改定を実施すると発表した。実施時3月1日1日出荷分からで、価格改定幅は現行価格のプラス10~20%となる。
昨今、ナフサ価格の高騰に伴う主原料価格の高止まりに加え、足下では、製造時のエネルギーコストならびに国内外の物流コスト、副資材コストの上昇が続いている。
東レグループは、生産合理化など徹底したコスト削減に努めてきたが、これらのコスト上昇は、自助努力で吸収できる水準を超える極めて厳しい状況となっている。
このような環境下、健全な事業活動を継続し、フィルム製品の安定供給と新製品開発、ユーザーへのサービスを維持・推進するため、今回の価格改定を決定した。
2023年02月25日