出光興産がふるさとプロジェクト開催　小学校で和楽器の演奏体験

　出光興産は２月28日、２月16日に川崎市立東大島小学校で和楽器の演奏と、演奏体験を提供する第27回「ふるさとプロジェクト」を開催したと発表した。
　「ふるさとプロジェクト」は、和楽器の演奏と演奏体験の提供、植樹式を行うプロジェクト。次世代を担う若者の挑戦・成長・能力発揮の支援を行うとともに、本物に触れる機会を提供したいという思いで、２０１８年から全国各地の小学校で開催している。
　第27回となる今回は、同社のグループ会社で石油製品などの製造を行う東亜石油が所在する神奈川県川崎市の東大島小学校で開催し、３～６年生１２６名が参加した。
　児童たちは、演奏が始まると前のめりになったり、体でリズムを取ったりしながら演奏に聴き入っていた。終盤に和楽器奏者が「和楽器を好きになった人？」と問いかけると、みんな元気よく手を挙げ、中には両手を挙げて返事をする児童もいた。
　当日の活動内容は、和楽器演奏の鑑賞として、井上良平さん（和太鼓・三味線）、田辺しおりさん（箏）、石本かおりさん（尺八）の和楽器奏と、希望者による和太鼓の演奏体験を行った。
　参加者は、和楽器鑑賞、３～６年生１２６名、演奏体験には、希望者48名が参加した。
　「ふるさとプロジェクト」活動実績としては、訪問校27 校、和楽器鑑賞参加人数５７９６名、植樹式参加人数１１１０名、植樹本数47 本となっている。
　同社は、今後も本活動を通じて小学生に日本の伝統文化を体験する機会を提供し、次世代育成と文化振興、地域貢献に取り組んでいく。

和楽器の演奏鑑賞の様子