バンドー化学(神戸市中央区、植野富夫社長)の23年3月期第3四半期(4~12月)の一般産業用伝動ベルトは、国内・海外とも販売が増加した。半導体不足の影響については「射出成形機や自動車関連は影響を強く受けているが、工作機械やロボット向けは一部影響はあるものの販売自体は好調に推移している」(同社)とした。また、農業機械用については、好調だった前年同期と比べると国内・海外ともに販売は落ち着いた状況にある。
一般産業用の伝動ベルトでは、「Ceptor―X(セプターテン)」をはじめとする高負荷・高伝動の歯付ベルト「Ceptor」シリーズの拡販並びに同シリーズのラインアップ拡充に力を入れている。その一環として、今年1月には