三福工業(栃木県佐野市、三井福太郎社長)は、フッ素ゴムや合成樹脂などのコンパウンド事業と、発泡体事業の2本柱で展開する。
22年度下半期の需要動向では、コンパウンド事業は第3四半期までフッ素ゴムや樹脂コンパウンドの動きが良かったものの、第4四半期で樹脂コンパウンドの需要が落ち込んだ。ただ、フッ素ゴムは堅調に推移し、業績に大きく貢献しているという。
また、発泡体事業も第3四半期までは動きが良く、「年明けから公共工事などの案件で忙しい時期だが、動きが鈍い状況だ。また、昨年までは東北の復興関連の需要が発生したが、落ち着きを見せている」(同社)。
その結果、通期