合成ゴム工業会がこのほどまとめた22年の合成ゴム品種別生産実績によると、全品種合計の生産量は137万8409tで前年比6・9%減となった。21年(148万1181t同23・0%増)から2年ぶりに前年実績を下回り、コロナ前の19年(153万1092t)に比べて届いていない。
品種別生産量をみると、タイヤ向けを中心とする汎用のSBRは44万4540tで同14・2%減となり、21年(同28・2%増)から2年ぶりのマイナス、同じく汎用のBRは30万6234tで同0・4%増となり、21年(同13・1%増)に続いて2年連続のプラスとなった。
SBRのうち、SBRソリッドは33万9907tで
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