2年連続で健康経営銘柄 出光興産、ホワイト500も

2023年03月14日

ゴムタイムス社

 出光興産は3月10日、健康経営に優れた上場企業として、経済産業省と東京証券取引所が共同で選定する「健康経営銘柄」に2年連続で選定されたと発表した。併せて、「健康経営優良法人制度」において、「健康経営優良法人2023~ホワイト500~」にも2年連続で認定されたことを発表した。

 「健康経営銘柄」は、東京証券取引所に上場している企業の中から特に優れた健康経営を実践している企業を選定して公表することで、企業による健康経営の取り組みを促進することを目指している。

 また、「健康経営優良法人」は、地域の健康課題に即した取り組みや日本健康会議が進める健康増進の取り組みをもとに、優良な健康経営を実践している大企業や中小企業等の法人を顕彰・認定する制度となっている。大規模法人部門の上位500社が「健康経営優良法人~ホワイト500~」に認定される。

 同社の主な取り組みとして、「社員一人ひとりのやりがい向上」「ヘルスリテラシーの向上及び生活習慣病予防」「メンタルヘルス不調等のストレス関連疾患の発生予防・早期発見・対応」「受動喫煙防止対策」が挙げられる。

 「社員一人ひとりのやりがい向上」では、全ての社員がやりがい・働きがいを持って活き活きと働くことができる、より良い会社の共創を目指し、インナーコミュニケーションの活性化を図っている。社員と経営層が全社的な課題などに関して直接対話・意見交換・提案を行う「Nextフォーラム」、業務改革×社員一人ひとりの働きがい向上を目指す「DTKプロジェクト」、アンコンシャスバイアスワークショップ、ダイバーシティやLGBTQセミナーなど、さまざまな施策を展開している。また、「ヘルスリテラシーの向上及び生活習慣病予防」では、生活習慣病予防のための望ましい習慣「出光ヘルスアクション」を打ち出し、取り組みを推奨している。

 同社は「人が中心の経営」を掲げ、尊重される人材の育成を究極の目的としている。今後も同社は、グループ全従業員が心身ともに活き活きと働くため、健康経営を実践していくとしている。

 

健康経営銘柄に選定

健康経営銘柄に選定

ホワイト500に認定

ホワイト500に認定

表彰式の様子

表彰式の様子

 

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