サーキュラー・エコノミーEXPO ブリヂストンがリトレッドタイヤなど展示 

2023年03月15日

ゴムタイムス社

 ブリヂストンは3月13日、2023年3月15日から17日の3日間、東京ビッグサイトで開催される「サーキュラー・エコノミーEXPO」に出展すると発表した。
 タイヤの水平リサイクルやタイヤの主要な原材料である天然ゴムなどの再生可能資源の拡充・多様化に向けた取り組み、タイヤのすり減った表面部分だけを貼り替えることで原材料使用量とCO2排出量の削減に寄与するリトレッドタイヤなどの展示を通じて、タイヤを「創って売る」「使う」「戻す」といったバリューチェーン全体でのカーボンニュートラル化、サーキュラーエコノミーの実現へ向けた取り組みを紹介する。
 「サーキュラー・エコノミーEXPO」はサーキュラーデザイン、サステナブルマテリアル、PaaS(製品のサービス化)支援、資源回収・リサイクル・再製品化技術などを展示し、循環型経済・サステナブル経営を実現したい企業の関係者などが来場するイベント。
 同社は、サステナビリティを経営の中核に据え、ビジョン「2050年 サステナブルなソリューションカンパニーとして社会価値・顧客価値を持続的に提供している会社へ」の下、ネイチャーポジティブに向けて、カーボンニュートラル化、サーキュラーエコノミーの実現とビジネスを連動させる独自のサステナビリティビジネスモデルを進化させている。
 サーキュラーエコノミーの実現に向けては、2012年に「環境長期目標」で業界で初めて「100%サステナブルマテリアル化」を2050年の目標として掲げ、バリューチェーン全体で「使用する資源を減らす」、「資源を循環させる」、「再生可能資源を拡充・多様化する」という3つのアクションを軸に先駆的な取り組みを推進してきた。
 「2030年までに再生資源または再生可能資源に由来する原材料の比率を40%に向上する」ことを、環境中期目標「マイルストン2030」においても掲げており、3つのアクションの継続強化によるサステナブルマテリアル化への取り組みを通じ、企業コミットメント「Bridgestone E8 Commitment」で掲げる「Ecology、持続可能なタイヤとソリューションの普及を通じ、より良い地球環境を将来世代に引き継ぐ」にコミットしていく。
 また、同イベントでは「ブリヂストンが進めるサーキュラーエコノミーを軸としたビジネス戦略」と題した特別講演も予定している。展示・講演を通じて、来場の企業関係者をはじめとする社会・パートナー・ユーザーといった多くのステークホルダーの方々に同社の取り組みをより良く理解してもらい、共に持続可能な社会を実現し、支えていくための価値共創のきっかけにしたいと考えている。

サーキュラー・エコノミー EXPOブースイメージ

サーキュラー・エコノミー EXPOブースイメージ

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