もにす認定制度に認定　ダンロップゴルフクラブ

　住友ゴム工業は３月13日、同社子会社であるダンロップゴルフクラブが、｢障害者雇用に関する優良な中小事業主に対する認定制度(もにす認定制度)｣で優良事業主として宮崎県都城市で初めて認定されたと発表した。
　｢もにす認定制度｣とは、障がい者の雇用の促進及び雇用の安定に関する取り組みの実施状況などが優良な中小事業主を厚生労働大臣が認定する制度。共に進む(ともにすすむ)という言葉と、企業と障がい者が共に明るい未来や社会に進んでいくことを期待して名付けられた。
　同社グループでは、ダイバーシティ＆インクルージョンを推進していくため、多様な属性や考え方を尊重し、全ての個人が能力を発揮できる職場環境の実現に向けて、さまざまな取り組みを進めている。
　今回、評価された主な取り組みとしては、障がい者職業生活相談員を配置し、障がい者の就業および生活をサポート、本人にとって働きやすい環境になるよう、設備等の改善を継続的に実施、体調などに合わせ柔軟な働き方ができるよう、短時間勤務や時間単位の年次有給休暇制度を導入、採用後も障害者就業・生活支援センターや就労支援事業所と連携を取り、定期的な面談、情報交換を行うことで長く働き続けることができる体制を構築となる。
　今後も引き続き、多様な人材が輝ける風土を醸成し、障がいのある方がより働きやすい環境を整備することで積極的に雇用を推進していく。
　代表取締役社長、山本浩正氏は、「これまでの障がい者雇用に対する取り組みが認められ非常に光栄。宮崎県内では２社目、都城市（県西エリア）では１社目の認定ということで、地域のリーディングカンパニーであり続けていきたいと思う。引き続き、社員一人ひとりの個性に合わせた就労支援を行い、多様性の尊重と調和を推進し社会に貢献していく。」とコメントしている。

ダンロップゴルフクラブ　山本浩正社長と厚生労働省 宮崎労働局 田中大介局長