ブリヂストンは3月10日、静岡県駿東郡の富士スピードウェイホテルで、モータースポーツ活動計画の概要などを発表した。
今年60周年を迎えるモータースポーツ活動では、国際自動車連盟(FIA)が開催するBEV・FCVなどのゼロエミッション車の電費効率を競うラリー競技「エコラリーカップ」やオーストラリアで開催されるソーラーカーレース「ブリヂストンワールドソーラーチャレンジ」をサポートするなどサステナビリティを軸とした活動に取り組む。開発面では、再生資源を用いたモータースポーツタイヤの開発や天然ゴムやグアユールの品種改良などを通じてサステナブル技術の向上を目指していく。
発表会冒頭、石橋秀一グローバルCEOは「モータースポーツ活動は当社の企業経営を構成する全ての要素を凝縮したものであると、我々は60年の歴史の中から学んできた。これからはモータースポーツ活動を起爆剤として、迅速でサステナブルな経営を実現していく」と意気込みを示した。
2023年03月15日