ニッタは3月13日、経済産業省と東京証券取引所が共同で実施する「健康経営銘柄」に初めて選定されたと発表した。
同社は、3月8日付にて経済産業省と日本健康会議が共同で実施する「健康経営優良法人(大規模法人部門)」(ホワイト500)に5年連続で認定された。さらに、健康経営優良法人(大規模法人部門)申請法人の上位500位以内の上場企業から、1業種につき原則1企業が選定される「健康経営銘柄」に、初めて選定された。
同社では、経営トップを健康経営の最高責任者とし、健康経営推進プロジェクトメンバーが中心となり各種施策を進めている。各種施策には経営層も参加し、取り組みや事例についての実施状況を適宜サステナビリティ推進委員会にて報告し、推進している。
同社は、社員の心身の健康を重要な経営基盤と位置づけ、健康経営を推進するため「健康経営宣言」を制定し、社員一人ひとりがイキイキと活躍できるよう、健康なからだ、健康なこころ、健康な職場づくりを進めている。
「健康なからだ」では、生活習慣(食事、運動、睡眠、喫煙、飲酒等)改善のサポートを行うことで、「からだイキイキ」を目指す。「健康なこころ」では、メンタル不調の予防に努め、「こころイキイキ」を目指す。「健康な職場」では、ワークライフバランスの向上を図り、「職場イキイキ」を目指す。
同社の具体的な取り組みとしては、「独自のメタボ改善プログラム」「職場ごとの健康経営の取り組み」「保険者実施の『職場まるごと宣言(参加者がそれぞれ取り組む健康施策を選び、実施するもの)』への継続参加」「ウォーキングイベン卜『NITTAウォーキングフェスティバル』の開催」「趣味部の活動補助・援助」「社内食堂で健康メニューの提供(スマートミール認証)」「社内診療所での禁煙外来の実施」が挙げられる。
同社の理念「NITTAは動かす、未来ヘ導く製品で。世の中を前ヘ、そして人々を幸せに。」を実現する為には、社員とその家族の健康が不可欠となる。同社は今後も、トップランナーとして更なる健康増進を推進していくとしている。