バルカーは3月17日、2023年春季労使交渉において3月14日、組合側要求の満額回答にて妥結したと発表した。
2023年春季労使交渉の主な改定内容は、通常の定期昇給に加え、ベースアップの実施(1万1000円)、年間賞与平均230万円(昨年比115%)となる。
今般、経営環境は厳しい局面を迎えながらも、全社一丸になって戦略実行を行った結果、同社は今年度過去最高売上・最高利益の見込みで第3四半期を終えている。
一方、急速な物価高や地政学リスクの高まり等、来期以降もさらに厳しい経営環境が見込まれる。この難局を乗り越え、創業100周年に向けて「成長を守る」ために、これまで以上に労使が一丸となって取り組む必要があることから、2023年度の昇給ならびに一時金に関する春の生活交渉は、全て組合の要求通りとして妥結した。
同社は今後とも労働条件を改善するとともに、社員の成長や労働生産性の向上、エンゲージメントの高い職場環境作りに取り組んでいく。
2023年03月22日