神戸市と小売・日用品メーカー・リサイクラーでつくる「神戸プラスチックネクスト つめかえパックリサイクル プロジェクトチーム」は3月18日、神戸市内で回収した「日用品の使用済みつめかえパック」を再生した「リサイクルごみ袋」を活用し、市民とともに地域の清掃活動を行う「つめかえパックリサイクルと神戸クリーン作戦」を実施したと発表した。
当日は、神戸市長田区のふたば学舎からスタートした一般参加者60名と参加企業らのスタッフ40名が、大正筋商店街・鉄人広場・JR新長田駅などの清掃活動しながら、各所に設置されたリサイクルに関するビンゴクイズにもチャレンジした。
ごみ拾い終了後には、「つめかえパックは、ボトルよりも使っているプラスチック量が少ないです。どれくらい少ないでしょうか?」「リサイクルには、元の製品とはちがうものにリサイクルする一般的なリサイクルと、元の製品と同じものにリサイクルする水平リサイクルがあります。次のうち、水平リサイクルはどれでしょうか?」といったビンゴクイズの答え合わせをしながら、リサイクルや環境に関する知識を学び、正解者にはエコバックやハブラシリサイクルの定規などのエコグッズがプレゼントされた。また、最後は、プロジェクトに参画する企業のつめかえパック商品が当たるじゃんけん大会で、大いに盛り上がった。
開催後、親子でクリーン活動に参加した女性は、「普段から子どもが街中のごみが気になっているようで、ごみ拾いをしたことがある。今日は子どもと一緒に取り組めてよかった。つめかえパックを回収していることは知らなかったが、これをきっかけに。これから回収に参加してみたいと思う」と感想を述べていた。