1月の日本銀行物価指数 プラ製品は0・3ポイント上昇

2023年03月23日

ゴムタイムス社

 日本プラスチック工業連盟(2020年平均100、プラ工連による計算値)がまとめた日本銀行・物価指数の1月実績によると、石油化学系基礎製品においては、9品目平均で前月から3・5ポイント下降し189・5となった。内訳は、アクリロニトリル、エチレン、プロピレンなど4品目が下降し、ベンゼン、キシレン、塩化ビニルモノマーなど5品目が上昇した。
 プラスチック原材料の内訳は、塩化ビニル樹脂、ポリフェニレンサルファイド、メタクリル樹脂、フッ素樹脂の4品目が変動なく、ポリアミド樹脂、ポリプロピレン、熱硬化性樹脂の3品目が上昇した。下降は、飽和ポリエステル樹脂、ポリスチレン、ポリエチレンなど5品目となった。
 プラスチック製品では18品目平均で前月比0・3ポイント上昇し112・4だった。内訳は、軟質プラ発泡製品、硬質プラ発泡製品、強化プラ管板類など5品目が変動なく、プラスチック雨どい、合成皮革、プラスチックフィルム・シートなど9品目が上昇した。一方、下降した製品は、プラスチック製容器(除中空成形)、プラスチック継手など4品目となった。18品目のうち、最高水準は再生プラスチック成形材料の189・8となっている。

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