三井化学 中国でPU事業強化 自動車シート部材を生産

2011年07月04日

ゴムタイムス社

三井化学㈱は、中国華南地区で佛山三井化学ポリウレタン(FMPU)の営業運転を6月下旬から開始した 。 新会社はポリウレタンフォーム用原料の製造・販売とそれに伴う技術サービスを提供するシステムハウス と呼ぶ拠点。今回の営業運転開始により、急成長する中国華南地区でのシートクッションなどの自動車内装 材の需要獲得を図るとともに、日本国内で培った技術をベースに現地ニーズに適合した新材料の開発も行 う。 FMPUは、アジアにおけるシステムハウス事業の6番目の拠点。年産能力は1万1000t。海外現地ニー ズに適合した供給開発体制をより一層強化することで、日系自動車メーカーおよび部品メーカーとのさらなる 関係強化を図り、同事業の規模拡大と長期安定的な収益構造の確保を図る。 FMPUの概要は次の通り。 ▽名称=佛山三井化学ポリウレタン ▽資本金=750万㌦ ▽所在地=中国・広東省佛山市

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