積水化学工業は３月24日、世界の平均気温上昇を産業革命前より１・５℃に抑える科学的根拠に基づいた目標として、ＳＢＴイニシアチブの認証を再取得したと発表した。同社は２０２２年10月、２０３０年の温室効果ガス（ＧＨＧ）排出量削減の新たな目標を制定している。
同社グループは、気候変動は大きな社会課題であると同時に、同社グループにとって大きなリスクであると認識し、その解決に積極的に取り組んでいる。２０１８年、化学業界初となるＳＢＴ認証を取得し、２０２２年10月、気候変動対策がさらに喫緊の社会課題となるなか、新たなＧＨＧ排出量削減目標を制定した。
同社グループは、長期ビジョン「Ｖｉｓｉｏｎ ２０３０」において、「Ｉｎｎｏｖａｔｉｏｎ ｆｏｒ ｔｈｅ Ｅａｒｔｈ」をビジョンステートメントとして掲げ、イノベーションにより「サステナブルな社会の実現に向けて、ＬＩＦＥの基盤を支え、『未来につづく安心』を創造していく」ことを宣言している。今後も持続可能な社会の実現と同社グループの成長の両立を目指して、気候変動などの社会課題の解決に貢献し、ステークホルダーに信頼される企業であり続けるための取り組みを進めていくとしている。
ＳＢＴ認証を新たに取得
新たなＧＨＧ削減目標
