東レは3月27日、同社の中期経営課題に関する説明会を開催し、日覺昭廣社長らが22年度に最終年度を迎える中期経営課題「プロジェクトAP―G2022」を振り返るとともに、23年度~25年度までの新中期経営課題「プロジェクトAP―G2025」の概要を説明した。
新中期経営課題「プロジェクトAP―G2025」の財務目標は、25年度売上収益は2兆8000億円、事業利益は1800億円を目指す。また、新中計から新たな指標として導入するROICは6%(22年度見通しは約3%)を計画する。これら財務目標を実現する戦略として新中計では、①持続的な成長の実現、②価値創出力強化、③競争力強化、④「人を基本とする経営」の深化、⑤リスクマネジメントとグループガバナンスの強化の5つの基本戦略に沿って成長を目指す。
持続的な成長の実現の項目では、現中計の成長領域で示していた
2023年03月28日