ブリヂストンは3月27日、ESG投資の世界的な株式指数である「FTSE4Good Index Series」の構成銘柄に5年連続で選定されたと発表した。また、国内の企業を対象にした「FTSE Blossom Japan Index」にも5年連続で選定された。
「FTSE4Good Index Series」、ならびに「FTSE Blossom Japan Index」はFTSE Russellが開発した株式指数で、それぞれグローバル、日本の大手企業を対象に「環境」「社会」「ガバナンス」の3つの側面から企業の取り組みを評価して数値化し、基準を満たした企業が選定される。
同社は、従来から高く評価を受けている「環境」をはじめとして、「社会」「ガバナンス」のすべての分野において高いスコアを獲得しており、今回は特に「社会」分野での取り組みの進歩が評価され、全体スコアの向上につながった。
環境分野では「汚染と資源」「サプライチェーン」「水の安全保障」の取り組み、社会分野では「健康と安全」「人権と地域社会」「サプライチェーン」の取り組み、ガバナンス分野では「コーポレートガバナンス」「リスク管理」の取り組みが高く評価された。
同社グループの取り組みの詳細は「Bridgestone 3・0 Journey Report(統合報告2022)」、ならびに企業ウェブサイト「サステナビリティ」のページから確認できる。
同社は、サステナビリティを経営の中核に据え、ビジョンである「2050年 サステナブルなソリューションカンパニーとして社会価値・顧客価値を持続的に提供している会社へ」の実現に向けて、企業コミットメント「Bridgestone E8 Commitment」を軸に変革を加速している。今後も、企業コミットメントを進むべき方向を示すベクトルとして、サステナビリティとビジネスの成長を両立し、従業員、社会、パートナー、お客様といった様々なステークホルダーと共に価値を創出することで、未来に対する責任を果たし、持続可能な社会を支えることにコミットしていくとしている。