豊田合成は3月27日、南米におけるエアバッグなどのセーフティシステム製品の販売拡大に対応するため、ブラジルのグループ会社であるGDBRインダストリアコメルシオ(GDBR)の生産能力を強化すると発表した。
工場の建屋を拡張、エアバッグやハンドル用の設備を導入して生産能力を高めるほか、既存の工場も含めてレイアウトを最適化することで生産性向上を図っていく。
GDBRは、同社グループにとってのブラジル初の拠点で、2015年に自動車部品の生産を開始して以来、内外装部品やドア・窓枠のシーリング用ゴム部品(ウェザストリップ製品)を中心に生産・販売を拡大してきた。同社は、今後も持続的な成長が見込まれる南米市場において、同社の主力製品であるセーフティシステム製品を主軸にカーメーカーのニーズに応え、更なる事業成長を目指していくとしている。
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