新年あけましておめでとうございます。
平素は当社の業務の推進にあたり、各分野で格別のご高配を賜り、厚く御礼申しあげます。
昨年は、3月11日の東日本大震災ならびに大津波に始まり、夏は猛暑、秋は台風、大雨、また海外ではタイの大洪水等々、異常気象による多くの自然災害が発生致しました。 また、歴史的な円高、株安、そしてヨーロッパ全体の財政危機、アメリカの景気低迷等、非常に厳しい経済環境が続きましたが、本年も、世界経済の先行きは依然不透明であり、円高による輸出の減少や原子力発電停止にともなう電力不足による「物づくり」の停滞など、景気が一層悪化するリスクもあり、依然として厳しい環境が続くものと思われます。
このような環境のもと、一層の生産性の向上、販売力の強化、業務改善等、これからも引き続きこつこつと着実にそしてスピードをあげて対応していかねばならないと考えております。
また、一極集中を避けるための生産工場ならびに生産製品の再編成や、生産設備の見直しも積極的に実施し、顧客に迷惑をかけない安定した「物づくり」に徹していく体制を充実すると共に、グループが一体となって世界に誇れる「高機能・高精密・高品質」の製品を顧客に届ける努力を続けてまいります。
本年はグループの総員が、「一層のスピードアップ」「きめ細かいコミュニケーション」「リスクを取るチャレンジ」に加えて、「厳しい気配りと優しい気配り」により、揺るぎのない安定した事業展開ができるよう努力してまいります。本年も引き続き、ご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申しあげます。
2012年01月16日