十川ゴム(大阪市西区、十川利男社長)のゴムシート事業の22年度(22年4~23年1月)需要動向は、22年12月あたりから荷動きが鈍化する傾向にあり、今年1月に入っても停滞した動きが続いている。品種別では、合成ゴム・天然ゴムの汎用ゴムシートの売上はプラスで推移。一方、数量ベースでは合成ゴムシートは前年度比でほぼ横ばい、天然ゴムシートは減少となった。
特殊ゴムシートについては、フッ素ゴムシートは原材料メーカーから供給制約を受けつつも、半導体関係は21年度からの好調な流れを維持する。一方、シリコーンゴムシートは、21年度の旺盛な