ENEOSマテリアルと横河電機は、共同実証実験を継続して行い、AIが約1年にわたり、同社の四日市工場にある化学プラントを高いパフォーマンスで自律制御できることを確認した。これを受け、3月30日にENEOSマテリアルが自律制御AI(強化学習AIアルゴリズム「Factorial Kernel Dynamic Policy Programming(FKDPP)」を正式採用することに合意したと発表した。FKDPPは横河電機と奈良先端科学技術大学院大学が共同で開発したものだ。
同日に開催された記者発表会では、同社の生産技術本部長兼生産技術部長の桝谷昌隆氏、横河電機執行役員・横河プロダクト本部長の長谷川健司氏が登壇し、同実証の成果と自律制御AIについて説明した。
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