東洋紡は3月31日、世界的な環境情報開示システムを運営する英国の非営利団体CDPが実施する「サプライヤー・エンゲージメント評価」において、最高評価の「サプライヤー・エンゲージメント・リーダー」に2年連続で選定されたと発表した。
「サプライヤー・エンゲージメント評価」は、CDPが実施する気候変動に関する企業調査において、「ガバナンス」「目標」「スコープ3排出量」「サプライチェーンエンゲージメント」の4つの分野の質問への回答などをもとに、企業のサプライチェーン全体における気候変動に対する取り組みを評価するもの。
2022年は、回答企業の上位8%にあたる653社(うち日本企業131社)が「サプライヤー・エンゲージメント・リーダー」に選定された。
同社は、「東洋紡グループ地球環境基本方針」ならびに「CSR調達ガイドライン」に基づき、取引先との協働によりサプライチェーン全体における環境負荷低減に努めるとともに資源の循環を促進しており、このような取り組みが評価された結果、2年連続での選定に至ったものと考えている。
同社グループでは、気候変動を事業活動の継続に関わる大きなリスクの一つと認識している。今後もステークホルダーの方と気候変動に対する取り組みを推進するとともに、昨年5 月26日に公表した長期ビジョン「サステナブル・ビジョン2030」において掲げるとおり、独自の製品やソリューションを提供することで、サプライチェーン全体における「脱炭素社会&循環型社会」の実現に貢献できるよう努めていく。
2023年04月04日