三菱ケミカルグループは3月31日、同社グループが保有する三菱ケミカルアグリドリーム(MCAD)の全株式を、2023年9月を目途に住化積水フィルムへ譲渡することで合意し、同日付で株式譲渡契約を締結したと発表した。
同社グループは経営方針「Forging the future 未来を拓く」に基づき、グローバルな主要トレンドを踏まえた注力市場をターゲットに、市場の成長性・競争力・サステナビリティにフォーカスしたポートフォリオ運営を推進している。
同社は、MCADが培ってきたフィルム配合およびコーティング技術に基づいたアグリビジネスは今後も一定の需要伸長が期待されており、ベストオーナーのもとで持続的に発展し、事業を成長させていくことが最善であると考え、今般の株式譲渡を決定した。