タイヤ安全啓発活動を実施 横浜ゴム、タイヤの日に合わせ

2023年04月05日

ゴムタイムス社

 横浜ゴムは4月3日、同月8日の「タイヤの日」に合わせて、タイヤ安全啓発活動を実施すると発表した。実施期間は4月5日から9日まで。同活動は、タイヤの定期点検やエコドライブに対する意識を高めることを目的に2009年から実施している。今年は、店舗でのタイヤ無料安全点検に加え、ウェブや全国の高速道路のサービスエリアなどに設置されたデジタルサイネージを使った情報発信を行う。

 タイヤ無料安全点検は、全国各地に展開するタイヤ販売店「タイヤガーデン」のうち全101店舗で実施される。点検を受けた各店舗先着40名には、同社のイメージキャラクターの吉岡里帆さんが描かれたクリアファイルがプレゼントされる。また同社は、3月31日からタイヤサイトに特設ページを開設して、空気圧低下によるタイヤへの影響のほか、点検の内容や実施店舗の詳細を紹介、さらに、NEXCO東日本/NEXCO中日本/NEXCO西日本のサービスエリアおよびパーキングエリア全53箇所、計88台のデジタルサイネージに、タイヤ点検の重要性を訴求する広告を掲出する。

 タイヤの空気圧不足は車の燃費悪化を招き、さらに点検不足は走行時の危険性を高める。日本自動車連盟と国土交通省が実施した調査では、令和3年9月から11月に発生した自動車の路上故障のうち、タイヤのパンクやバースト、空気圧不足が一般道で32・1%、高速道路で49・0%を占めている。同社は、タイヤメーカーの重要な責務として、継続的な安全啓発活動を実施していくとしている。

 

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