住友ゴム工業は3月26日、同社名古屋工場内に造成を進めていたビオトープ「ころもの泉」が完成したことで完成式典を開いた。式典には近隣自治区や関係者60人余が参加した。
名古屋工場は今年で操業50年を迎え、その記念活動の一環で工場敷地内に生物生息空間ビオトープを造成した。施設は照葉樹林渓谷ビオトープと、庭園風ビ オトープの2種のビオトープが一度に楽しめる設計。全長133㍍におよぶ小川には6個の池を配し、ドジョウやメダカ、フナなどが生息する。
造成は全て名古屋工場従業員の手によるもので、元々の地形を変えず、樹木を移植せず、環境に配慮した。
地域との共存共栄を目指す同社名古屋工場は、今後このビオトープを地域住民にも開放し、交流の場として利用したい考え。
2011年04月18日