日本選手権水泳4冠達成 横浜ゴム所属の池江璃花子選手

2023年04月12日

ゴムタイムス社

 横浜ゴムは4月10日、同社所属の競泳・池江璃花子選手が、4月4日から9日に東京アクアティクスセンターで開催された「第99回日本選手権水泳競技大会」で4冠を達成したと発表した。
 さらに、バタフライと自由形で7月14日から開催される「世界水泳選手権2023福岡大会」の代表に決定した。
 池江選手が優勝したのは女子50mバタフライ、女子100mバタフライ、女子50m自由形、女子100m自由形の4種目で、50mバタフライ、100mバタフライでは国際大会派遣標準記録を上回り、世界水泳選手権の代表に内定。社会人となり、同社所属として初めてエントリーした大会で素晴らしい成績を残した。
 池江選手の第99回日本選手権水泳競技大会の記録は、4月4日女子100mバタフライ優勝/世界水泳選手権2023福岡大会の代表に内定、予選、全体4位(タイム58秒59)、決勝、優勝(タイム57秒68)、本大会5度目の優勝、4月7日女子100m自由形優勝、予選、全体3位(タイム55秒05)、決勝、優勝(タイム54秒17)、本大会3連覇、5度目の優勝、4月8日女子50mバタフライ優勝/世界水泳選手権2023福岡大会の代表に内定、予選、全体1位(タイム25秒85)、決勝、優勝(タイム25秒59)、本大会3連覇、6度目の優勝、4月9日女子50m自由形優勝、予選、全体2位(タイム25秒42)、決勝、優勝(タイム24秒74)、本大会3連覇、6度目の優勝となる。
 池江選手は大会初日の100mバタフライで優勝と世界水泳選手権の代表内定を決めて好調なスタートを切ると、4日目の100m自由形、5日目の50mバタフライに続き、最終日の50m自由形でも持ち前の力強く伸びのある泳ぎを見せて優勝し、有終の美を飾った。
 なお、池江選手は優勝した4種目すべてにおいて日本記録を保持している。
 池江選手は日本が誇る競泳トップ選手のひとりであり、これまでに数々の輝かしい戦績を残している。
 今年3月に大学を卒業し、世界的な大会での勝利に向けて挑戦し続けている。同社は新たな夢に向かって挑戦し続ける池江選手の姿に深く共感し、今年4月からサポートしている。同社は池江選手の夢の実現とグローバルな舞台での挑戦を支えていくとともに、社会人として新たな世界を歩み始める池江選手を支援し、同社の様々な活動に参加いただく機会を提供していく。
 池江璃花子選手は、「6日間応援いただき感謝している。自分でも想像してなかった結果が出て頑張ってきて良かったと思った。まだタイムには満足していないので、世界水泳選手権に向けてまた頑張る」とコメントしている。

初日の100mバタフライで優勝と世界水泳選手権代表内定を決めガッツポーズする池江選手

初日の100mバタフライで優勝と世界水泳選手権代表内定を決めガッツポーズする池江選手

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