謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
さて、昨年初め、景気は順調に回復傾向にあると思われましたが、3月11日に発生した東日本大震災により、生活も経済も全てが影響を受けました。そして、震災に加え、円高、原料高そしてタイでの洪水とゴム業界にとりましても大変重苦しい特別な一年でありました。
しかし、当組合は、平成23年度も組合執行部並びに組合員の皆様、関係各位のご理解とご協力により予定通り様々な事業を展開し、多くの方々に各種事業へご参加いただけましたことは、喜ばしい限りです。
特に、共済会主催で開催した「新入社員、若手社員を対象にしたビジネスマナーの研修会」や組合が主催した「女性のためのセミナー」などの新規事業は、初めての試みながら、大変好評を得ることが出来ました。これらは引き続き継続して実施していきたいと考えております。その他「見学会」や「研修会」等々の事業にも多数のご参加をいただきました。先行きが見通せない状況下、量・質ともに多くの情報が必要になってきているのだと実感しております。 会報は、いまだ偶数月の発行ですが、奇数月には会報FAX版にて組合事業を広報しております。また、毎月発行しておりますメールマガジンは、1000名を超える講読者がおり、それを通じて組合員企業の社員各位にも組合の存在をアピールしております。近年、組合事業への女性の参加が増えてきておりますが、このメールマガジンが増加の一因になっていると思います。
3回目となります「商品展示説明会」は、5月28日(火)に東京都立産業貿易センターでの開催が決まっております。今後も組合員のニーズにあった、より有意義な勉強会や研修会を実施すると共に、広域商組(業界団体)としての本来の目的であります情報の収集・提供、時宜に即応した調査・研究、懇親・懇談及び親睦事業をより一層推進して行きたいと存じます。
また、東部ゴム商組共済会主催の鈴本貸切寄席会は恒例事業として定着致しましたが、これをメイン事業に研修会を含めたさまざまな事業活動を通じて団体定期保険制度をご理解いただき、加入勧奨に繋げていきたいと存じます。
皆様方のご活躍とご健勝を祈念し、年頭のご挨拶とさせていただきます。
2012年01月16日