プライムポリマーは4月13日、三井化学も参加するhide kasuga 1896との共同プロジェクトにおいて、hide kasuga 1896が運営する環境調和型ブランド「hide k 1896」の隈研吾氏デザインの食器に、同社が製造販売するマスバランス方式のバイオマスPP(ポリプロピレン)「Prasus」が採用されたと発表した。三井化学は、BePLAYERブランドのもと、バイオマスナフサによる誘導品(バイオマス化学品、バイオマスプラスチック)の展開を拡大している。
同食器は、トヨタ車体が開発した「TABWD」の技術をベースに適用開発した、形を変えて循環する新たな木材「TRANSWOOD」を使用しており、間伐材の有効利用と、バイオマスPPの使用によりCO2の削減に貢献する。
三井化学と同社は、循環経済の実現に向け、「Prasus」を始めとする三井化学グループのBePLAYERブランド製品販売を通じ、着実にバイオマスの社会実装を推進していくとしている。
なお、「hide k 1896」の本食器は、4月26日より三越伊勢丹オンラインストアにて販売、また日本橋三越本店にて5月10日〜16日の間、本館5階洋食器売り場にて販売される。