横浜ゴムは4月21日、SUBARUが今春以降受注を開始する北米向け新型「インプレッサ」の新車装着(OE)用タイヤの納入を開始したと発表した。
「AVID S34(エイビッド・エス34)」のP225/40R18 88Vが装着される。なお、日本向け車両には同社商品は装着されない。
「エイビッド・エス34」は北米市場で販売している乗用車用オールシーズンタイヤブランド「AVID」シリーズのタイヤで、タイヤサイドには「M+S(マッド&スノー)」を打刻している。
今回新車装着した「エイビッド・エス34」は幅広トレッドを採用し広い接地面積を確保したことで、ドライ路面のみならず、雪上でも安定したドライビング性能を発揮する。
トレッドパターン設計においても雪上路面に効果的な溝を多く配置し、雪上性能をより高めている。構造面では剛性を高め、レーンチェンジ時のふらつき抑制を実現している。
「インプレッサ」は、クラスを超えた高い安全性能と動的質感を兼ね備えたSUBARUラインナップのスタンダードモデル。
歴代「インプレッサ」はスポーティかつカジュアルなデザイン、愉しくなる優れた運動性能、安心できる先進安全装備、とことん使えるユーティリティを兼ね備えたモデルとなる。今回の新型「インプレッサ」はそれらをしっかりと継承しながらも、最新のSUBARUの技術を多数搭載し、安全性能や動的質感を大幅に進化させている。
同社は中期経営計画「YX2023」のタイヤ消費財事業において、高付加価値商品の主力であるグローバルフラッグシップタイヤブランド「ADVAN」、SUV・ピックアップトラック用タイヤブランド「GEOLANDAR(ジオランダー)」、そして「ウィンタータイヤ」の販売構成比率最大化を掲げ、「ADVAN」および「ジオランダー」の新車装着拡大に取り組んでいる。
2023年04月25日