ドイツの特殊化学品メーカー、ランクセスの日本法人は4月21日に東京都千代田区で事業説明会を開催し、ジャック・ペレズ社長らが22年度の業績と23年度の事業活動について説明した。
ペレズ社長は22年度業績について「特殊化学品事業への注力を推進することで柔軟でかつ無駄のない事業ポートフォリオを構築できた」とし、売上利益共に顕著な増加を実現したと報告した。
22年度のグローバルでの業績は、連結売上高は80億8800万ユーロで前年同期比32・6%増、特別項目を除くEBITDAは9億3000万ユーロで同14・1%増、純利益は1億8400万ユーロで同60%増となった。
主要3部門であるコンシューマープロテクション部門、スペシャリティアディティブス部門、アドバンスト中間体部門の全てにおいて売上高は増収、EBITDAにおいてはコンシューマープロテ
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