日本ゼオンは４月26日、オンラインで決算説明会を開催し、松浦一慶取締役常務執行役員・基盤事業本部長、曽根芳之取締役常務執行役員・管理本部長らが22年度決算の説明を行った。
売上高は３８８６億１４００万円で前期比７・４％増、営業利益は２７１億７９００万円で同38・８％減、経常利益は３１３億９３００万円で同36・５％減、当期純利益は１０５億６９００万円で同68・４％減の増収減益となった。
曽根常務執行役員は22年度の業績について「セグメントでは、エラストマー素材事業は増収減益、高機能材料は減収減益だった。徳山工場の製造設備等の減損損失が発生したため、当期純利益が大幅に変動した」と振り返った。同社は４月19日に業績予想の修正を発表し、実績と乖離がない結果となった。
