横浜ゴムは4月26日、本社・平塚製造所でメディア向けにタイヤ技術勉強会を行った。当日は同社社員がタイヤ事業の進捗状況やEV化で求められるタイヤ技術を紹介するとともに、通常は非公開としている同製造所の試験設備を公開した。
冒頭、清宮眞二取締役常務執行役員(技術・生産統括兼IT企画本部担当)が中期経営計画「Yokohama Transformation2023」で掲げているタイヤ事業の取り組みと進捗状況を紹介した。
タイヤは乗用車向けの消費財とトラックバス用や建機用などの生産財に分かれる。CASEやMaas、DXが浸透するにつれ、タイヤ市場では消費財タイヤの生産財化が進むと予想される。こうしたタイヤ市場の変化を見据え、同社の中計「YX2023」では、深化と探索の
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