医療・衛生用ゴムは増収増益　朝日ラバーの23年３月期

　　朝日ラバーの23年３月期連結決算は、売上高が72億５００万円で前期比２・６％増、営業利益は１億８５００万円で同36・４％減、経常利益は１億９４００万円で同37・８％減、当期純利益は２億３００万円で同14・９％減となった。
　セグメント別では、工業用ゴム事業は、卓球ラケット用ラバーなどの受注が回復したが、自動車向け製品が半導体をはじめとした部品不足の長期化の影響を受けた。その結果、売上高が57億６５００万円で同１・１％減となり、セグメント利益は材料費や電力料の高騰の影響等で４億円で同24・４％減となった。