第44回通常総会を開催 中部ゴム商組、77人が出席  

2023年05月18日

ゴムタイムス社

 中部ゴム工業用ゴム製品卸商業組合は5月17日、名古屋観光ホテルで第44回通常総会を開催し、77人(本人33人、委任状44人)が出席した。冒頭、挨拶に立った加藤巳千彦理事長(カテックス)は「新型コロナウィルスも第5類に分類されたが、コロナがなくなったわけではなく、感染対策に気を配りながら組合活動を行いたい。ロシアによるウクライナ侵攻以降、穀物価格やエネルギー価格は上昇し、原材料や電気代、梱包費のアップ率が高く、その対応に奔走されていると思う。当面続く原材料の値上げには商工一体で対応しないといけない」との認識を示した。
 続いて加藤理事長は中部地域の基幹産業である自動車業界の状況について触れ、「トヨタも今後EV対応を加速させるだろうし、脱炭素社会の実現に向けてさまざまな産業構造の変化が予想される。自動車業界のニーズや情報について発進することで、組合員のビジネスチャンスにつなげたい」とし、「勉強会もWEB活用して行った。こうした新たな方法を取り入れながら皆さまが組合に入ってよかったと思える活動を進めていきたい」と挨拶を終えた。
 加藤理事長の挨拶終了後、議案審議に移り、第1号議案(令和4年度事業報告)、第2号議案(令和4年度決算関係書類承認)、第3号議案議案(令和5年度収支予算並びに経費の賦課徴収方法案)について審議し、いずれも原案通り承認した。なお、令和4年度の組合員数は組合員が88社(増減なし)、賛助会員数は30社(前年度から1社減少)となった。
 中部ゴム商組通常総会の前に愛三岐支部の第42回通常総会が開催され、52人(本人29人、委任状23人)が出席した。甲田昌史(池内ベルト商工)支部長の挨拶後、第1号議案(令和4年度事業報告)や第2号議案(令和4年度決算書類関係)、第3号議案(令和5年度事業計画案)、第4号議案(令和5年度収支予算案並びに経費の賦課徴収方法案)について審議され、いずれも原案通り承認された。

 総会終了後、場所を移し、56人が出席して懇親会がスタート。大野裕副理事長による中締めで散会した。

加藤理事長の挨拶

第44回通常総会の様子

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