宮川ローラー(宮城県利府町、宮川忠直社長)の22年度業績は、ほぼ計画通りに進捗した。「22年度はコロナ前に回復には至っていないが、大きな落ち込みもなく順調に推移した」(同社)。
分野別にみると、印刷用ローラーはグラビア印刷向けが順調。食品包装や医薬品包装などのパッケージ包装関連の需要が安定しているためで、耐インキ・耐洗浄液が特長のインキローラーの「グランポール」や高強度・高弾性が特長とするグラビア圧胴ローラー「セーフティインパクトα」は「定番品としてお客様からの信頼も厚く、需要は底堅い」(同社)