ダンロップホームプロダクツ(大阪市中央区、政岡憲社長)の前期(2022年12月期)は使い切り手袋の価格下落により売上収益は前年を下回った。家庭用手袋は全体的に回復基調で推移した。家庭用手袋では特に「樹から生まれた手袋シリーズ」の「プリティーネ」が好調。営業活動がコロナ禍から平時の動きに戻りつつある中で、プリティーネの販路拡大に注力したことがその理由と考えられる。作業用手袋は価格改定の影響で販売数量は減少したものの、売上はほぼ前年並みとなった。
現在、同社が注力する家庭用手袋は「樹から生まれた手袋シリーズ」の新製品「シンプルカラーズ」である。「樹から生まれた