三井化学は5月18日、バイオマスフェノール・チェーン製品である「エポキシ樹脂」において、持続可能な製品の国際的な認証制度の一つであるISCC PLUS認証を取得し、5月中に販売を開始すると発表した。
同社は、今後も社会のバイオマス化進展に貢献するため、同社グループにおいてISCC PLUS 認証の取得を進め、マスバランス方式によるバイオマス製品の社会実装の拡大を目指していく。
今回新たに ISCC PLUS 認証が利用可能になる製品(36 製品目の取得)は、液状エポキシ樹脂、製品名はエポミック、主な用途は、塗料、電子・電機材料、接着剤、床材となる。
同社グループのバイオマスフェノール・チェーン製品では、順次製品の提供をはじめており、2024年3月までに全7製品の認証取得と販売の開始を目指している。7製品のうち、フェノール、アセトン、α-メチルスチレン、BPA、エポキシ樹脂は認証取得済み、IPA、MIBKは認証取得予定となる。
同社グループは、ISCCの最新の規定に則り、ISCC PLUS要求事項に準拠すること、また、環境寄与に関するダブルカウントはしないことを約束し宣言する。
2023年05月22日