マンション総合ＥＸＰＯに出展　住友理工が子会社と

　住友理工は５月18日、５月25日～26日、東京ビッグサイトで開催されるマンション総合 ＥＸＰＯ２０２３に、同社グループの一般産業用品を広く取り扱う販売子会社住理工商事と共同出展すると発表した。
　「マンション総合ＥＸＰＯ２０２３」は、住まい・建築・不動産の総合展ＢＲＥＸ内の展示会として開催され、マンションに関わるすべての製品・サービスに特化した展示会となる。
　前回２０２２年の展示会には、デベロッパーや設計事務所・総合建設業者など、マンション関係者約１万３０００人が来場した。
　同社グループブースでは、建築物のコンクリート表面に直接タイル意匠を施すことができるタイル剥落対策化粧型枠「ＮＳモールド」、建築用化粧型枠「モールドスター」、地震対策 に有効なビル用制震システム「ＴＲＣダンパー」、窓用遮熱・断熱フィルム「リフレシャイン」を展示する。
　マンション関係者の方々に同社グループのさまざまな製品を紹介し、都市部を中心とした 再開発案件の高層マンションおよび、全国的な中層マンション市場への拡販に結びつけていく計画となる。
　展示会名は、マンション総合ＥＸＰＯ２０２３、会期は５月25日～26日、会場は東京ビッグサイト、西１・２ホール＋アトリウム ブースエリアＢ１－19となる。
　展示品は、タイル剥落対策化粧型枠「ＮＳ モールド」、建築用化粧型枠「モールドスター」、ビル用制震システム「ＴＲＣ ダンパー」、窓用遮熱・断熱フィルム「リフレシャイン」となる。
　タイル剥落対策化粧型枠「ＮＳ モールド」は、コンクリートにタイル調の意匠を付けられる転用タイプの化粧型枠となる。仕上げ材にＮＳコート（タイル調特殊塗装）を併用することで、従来のタイル貼り建築物と遜色のない仕上がりを実現するトータルシステム工法となる。
　建築用化粧型枠「モールドスター」は、建築・土木分野で豊富な施工実績のある化粧型枠。コンクリートの打設と同時に、デザイン性の高い意匠・色彩を付加することにより、建物の外装を個性的かつ美しく彩る。
　ビル用制震システム「ＴＲＣ ダンパー」は、オフィスビルやマンションなど中高層ビルの地震対策に有効な、特殊粘弾性ゴムを使用したシステム。薄くコンパクトな点も特⾧となる。
　窓用遮熱・断熱フィルム「リフレシャイン」は、夏の日射熱流入の抑制（遮熱）と冬の室内熱流出の抑制（断熱）が可能な窓用フィルム。透明性とガラス破損時の安全性を兼ね備え、通年で窓際の快適性向上や、空調電力削減に貢献する。