ニッタは５月19日、リネン業界向けのＲＦＩＤタグ「ロジフレックスＬＴシリーズ」の販売を開始したことを発表した。
同社はさまざまな用途に対応できるＵＨＦ帯ＲＦＩＤタグを販売してきたが、以前よりあった「強力な洗剤に耐えうる酎薬品性と高い酎熱酎圧性を備えた小型で柔軟性のあるＲＦＩＤタグがほしい」という要望に対応する製品を開発し、販売を開始した。
同製品は、リネン業界における管理業務の省力化（交換時期の把握、入出荷の記録や紛失防止など）を目的としており、将来の人手不足や働き方改革など業界のサステナビリティ課題の解決にも貢献できる。
また、今後はリネン業界だけではなく、アパレル業界、サービス業界、運送・物流業界、医療機関、公的機関などの効率化・省力化にも貢献できるよう製品の展開ならびに拡販を図る、としている。
同製品は、リネン製品に必要な洗浄耐久性を確保しつつ、強アルカリ薬品や強酸薬品、高温、高圧に耐えうる性能を有しているため、シーツやタオルだけでなく、作業着など汚れが強く繰り返し使用される製品の管理に使用できる。
また、金属として検出されないアンテナを採用しており、検針機や金属探知機による検査に適応しつつ十分な通信性能を得ることに成功。これらの特長は、洗浄後も変わらないことが実証されている。
ロジフレックスエルティー
