バンドー化学は5月23日、本社とオンラインで決算説明会を開催し、柏田真司専務執行役員が23年3月期通期業績および5月15日に発表した2023年度~2030年度までの中長期経営計画「Creating New Value for the Future(CV)」の全体像を説明した。
23年3月期の売上収益は1036億800万円で前期比10・5%増、コア営業利益は67億3400万円で同14・5%増、当期利益は57億2200万円で同372・4%増となった。売上収益が1000億円の大台を超えたのは初めてで過去最高を達成し、当期利益も過去最高の水準となった。
セグメント別では、自動車部品事業の売上収益は491億円で同17・6%増となった。所在地別ではゼロコロナ政策の影響から中国が減収となったが、欧米、アジア、日本はいずれも増収となった。自動車生産が回復したアジアの売上収益は同29・3%増と伸長した。
産業資材事業の売上収益は353億円で同6・2%増。所在地別では、日本を除いた地域は増収となった。日本が減収となったのは
2023年05月26日