ゴムタイムス社は6月1日(木)、「ゴムの劣化破壊の基礎と寿命予測法とデータサイエンスによる解析事例(固体の破壊力学、ゴムの破壊、高分子材料の寿命予測、マテリアルズインフォマティクスのデータサイエンスによる問題解決事例、信頼性工学の重要性まで)」をテーマにWEBセミナーを開催します。
本セミナーでは、高級フィルムカメラの裏蓋の破壊事例はじめ、具体的な事例を中心に高分子材料の劣化や破壊について基礎から説明するとともに、問題解決手法として無償公開しているソフトウェアーを用いたワイブル統計解析やデータマイニングの手法も解説します。
〇受講対象者①高分子材料開発を担当する技術者②高分子材料の品質管理を担当する部門の担当者及び管理者③高分子材料のツボも説明しますので、高分子材料専門外の方でも十分役立つ講座となっています。
〇セミナー開催日時は6月1日10時30分~16時30分
〇配布方法はPDFのテキストで配布※本セミナー資料の無断転載、二次利用、講義の録音・録画などの行為を固く禁じます。
〇講師倉地育夫㈱ケンシュー代表、工学博士)講師略歴1979年ブリヂストンタイヤ(現ブリヂストン)入社、1983年科学技術庁無機材質研究所(現(独)物質材料研究機構)留学有機無機ハイブリッド前駆体による半導体用高純度βSiCを発明(学位論文)。ブリヂストンは本技術で2007年日本化学会化学技術賞受賞、1991年コニカ入社、2011年ケンシュー設立、その他として2000年日本化学工業協会技術特別賞、2004年写真学会ゼラチン賞等受賞、福井大学工学部客員教授、日本化学会産学交流委員会シンポジウム分科会委員長、同春季年会講演賞審査委員長、高分子同友会開発部会世話人等歴任
〇受講料4万5000円/1人(税別)WEBセミナー。
〇主催はゴムタイムス社。セミナー申込みは下記アドレスから
https://www.gomutimes.co.jp/?page_id=118764
当日のプログラム
1固体の破壊力学⑴破壊とは、⑵材料力学と破壊力学、⑶Griffithの理論(4)線形破壊力学の要点(5)フラクトグラフィー(6)ワイブル統計(7)事例:セラミックスの破壊解析
2高分子の破壊、(1)高分子概論(2)高分子の破壊機構エラストマーの破壊力学クレイジング
事例:ポリ乳酸(3)高分子の劣化機構a.化学劣化b.物理劣化(4)ケミカルアタック
3高分子の寿命予測(1)寿命予測概論(2)事例:免振ゴムの品質保証(3)事例:寿命予測の失敗例(高級カメラの事例)(4)事例:ゴムローラの初期故障(5)事例:光学部品を力学で評価
4マテリアルインフォマティクス(MI)(1)データマイニングについて
(2)事例:組立メーカーのクレーム解析(コンパウンドメーカーの立場で解析)(3)タグチメソッド
5まとめ
2023年05月25日