クラレは5月31日、「クラレレポート2023」(統合報告書)を発行したと発表した。
クラレレポートは、株主・投資家をはじめとするすべてのステークホルダーの方々に、同社グループの中長期的な価値創造について、財務情報に加え、ESG(環境・社会・ガバナンス)などの非財務情報の紹介を通じて、より一層理解を深めてもらうことを主眼としたレポートとなる。
同社グループでは、引き続き、同レポートの内容の充実を図りつつ、ステークホルダーの方々との建設的な対話を続けていく。
レポートでは、長期ビジョン「Kuraray Vision 2026」およびサステナビリティ長期ビジョンのもと、それらの実現のため2022年度よりスタートした中期経営計画「PASSION 2026」における取り組みと進捗を中心に紹介している。
「PASSION 2026」では、同社グループが持続的に成長するために取り組むべきことを「私たちの挑戦」として3つ掲げており、その内容をトップのメッセージとともに掲載している。
また、その一つである「機会としてのサステナビリティ(サステナビリティ中期計画)」では、マテリアリティにおける進むべき方向性をPlanet、Product、Peopleの3つのPで定義した「3Pモデル」を採用しており、本レポートでは各施策を具体的に説明することで、同社グループの持続的発展に向けた考え方や取り組みを分かりやすく伝えている。
サステナビリティウェブサイトは、同社グループのサステナビリティ関連の活動情報を掲載しており、銅レポートで十分に伝えられなかった2022年度の環境・社会活動の結果や取り組み等を充実させて発信している。
また、レスポンシブウェブデザインを採用し、スマートフォン・タブレットでも快適に閲覧できる。なお、サステナビリティウェブサイトは、サステナビリティ報告書の世界的なガイドラインである「GRIスタンダード」を参照し、報告を行っている。