東洋紡は6月6日、経済産業省が2021年度に公表した「GXリーグ基本構想」に基づいて設立された「GXリーグ」に正式参画が決定したことを発表した。
今年度に本格稼働する「GXリーグ」は、我が国の「2050年カーボンニュートラル」の実現に向け、GX(グリーントランスフォーメーション)に積極的に取り組む「企業群」が、官(官公庁)・学(大学など学界)・金(金融機関)でGXに向けた挑戦を行うプレイヤーと協働し、一体として経済社会システム全体の変革のための議論と新たな市場の創造のための実践を行う場として設立され、679社が基本構想に賛同している。
同社グループは、昨年5月26日に公表した長期ビジョン「サステナブル・ビジョン2030」において、「2030年度までに温室効果ガス(Greenhouse Gas、以下「GHG」)の排出量を46%以上削減(2013年度比)」および「2050年カーボンニュートラルの実現」を目標に掲げており、省エネ活動や生産効率の改善、燃料転換による脱石炭の推進、再生可能エネルギー等の導入・調達やカーボンフリー燃料の導入検討、リサイクル材・バイオマス材の採用拡大など、目標の達成に向けて積極的に取り組んでいる。
こうした同社グループのカーボンニュートラルの実現に向けた取り組みは、「GXリーグ」の目指す姿に合致するものであり、同社グループは、今般の「GXリーグ」への正式参画を通じて、サプライチェーン全体でのGHG排出量削減の取り組みを加速させるとともに、GHG排出削減に貢献する製品・サービスを提供することで、持続可能な社会の実現に貢献できるよう一層努めていく。
2023年06月08日