イーグルF１アシンメトリック５　ベンツ、電動車ＳＵＶモデルに装着

　日本グッドイヤーは６月７日、同社の「ＥＡＧＬＥ Ｆ１ ＡＳＹＭＭＥＴＲＩＣ ５（イーグル エフワン アシメトリック５）」がメルセデス・ベンツ「ＥＱＳ　ＳＵＶ」に新車装着として採用されたと発表した。
　「ＥＱＳ　ＳＵＶ」はメルセデス・ベンツ初の電気自動車専用プラットフォームによるＳＵＶモデルで、ラグジュアリーと快適性の理想を実現した電気自動車ＥＱＳに、大人７人が快適に過ごすことができる質感が高い室内空間と、ＳＵＶならではの使い勝手の良さを加えたモデルとなる。
　静粛性については、最も厳しい設計要件が課され、徹底的に行われたＮＶＨ（騒音、振動、ハーシュネス）対策により、高い静粛性を実現している。
　イーグル エフワン アシメトリックシリーズは、数々の自動車メーカーに純正採用されている、欧州同社で開発したスポーツカテゴリーに属するタイヤで、高いグリップ力、ブレーキング力および優れたハンドリング性能を兼ね備えている。
　今回採用されたタイヤはメルセデス・ベンツ専用に設計したタイヤ「ＥＡＧＬＥ　Ｆ１　ＡＳＹＭＭＥＴＲＩＣ　５　ＭＯ　ＳＣＴ」で、Ｓｏｕｎｄ　Ｃｏｍｆｏｒｔ　Ｔｅｃｈｎｏｌｏｇｙ（サウンド コンフォート テクノロジー）という、タイヤ内側に装着した音を吸収するポリウレタンフォームにより、空洞共鳴音を抑えノイズを低減する技術が採用されており、ドライビングパフォーマンスや耐久性に影響を及ぼすことなく、ＥＶであるＥＱモデルに求められる高い静粛性を実現している。
　採用モデルは、ＥＱＳ　４５０　４ＭＡＴＩＣ　ＳＵＶ（ＡＭＧラインパッケージ装着車）　／ＥＱＳ ５８０ ４ＭＡＴＩＣ　ＳＵＶスポーツ、採用サイズは、２７５／45Ｒ21 １１０Ｈ ＸＬ　ＥＡＧＬＥ　Ｆ１　ＡＳＹＭＭＥＴＲＩＣ　５　ＭＯ　ＳＣＴとなる。
　同社は１９５２年創立。国産および輸入品の同社のタイヤを、新車用純正タイヤ市場および補修用タイヤ市場で販売している。また、同社は日本において航空機用タイヤのマーケティングと販売も行っている。