三井化学は６月14日、同社が開発した、ヒトの体温を感知して触れたカラダをやさしく包み込む新素材ＨＵＭＯＦＩＴ（ヒューモフィット）が、ワコールのインナーウェアブランド 「ワコール」の新製品「ハグするブラ」に採用されたと発表した。
「ハグするブラ」は、ハグされるようなここちよさが続き、着くずれしにくいブラジャーとなる。
その秘密は、サイドに内蔵したハグシート。このハグシートにヒューモフィットを使用することで、体温でやわらかくなり、まるでハグされているようなここちよさが続く。
「ハグするブラ」は６月から全国の百貨店、チェーンストア、専門店、直営店、ワコールウェブサイトをはじめとするＥＣサイトにて販売されている。
ワコール「ハグするブラ」のポイントは、ハグシート（ヒューモフィット採用部分）と、リフティングレース、肌ピタッバックとなる。
ハグシートは、体温でやわらかくなり、カラダに合わせてなじんで、ハグされるようなここちよさが続く。
リフティングレースは、ストラップまで続くレースでバストを引き上げ、ギュッと抱き寄せ、谷間をメイク。
肌ピタッバックは、上辺折り返し始末の脇高設計で、脇も背中もすっきりし、全方向ストレッチなめらか素材で、肌にとけこむようなやさしいつけごこちとなる。
「ヒューモフィット」は、室温と体温の間（約28℃）で、柔らかくなるよう設計しているプラスチックシート。体温を感知して、触れたカラダにフィットするため、千差万別の人間のカラダの複雑な形にもピタリとフィットする。ヒトとモノとの接点をもっとやさしく、「ヒトに寄り添う」発想をベースに、同社グループの素材開発と加工技術開発で実現した新素材となる。
そのユニークな特性は、アパレル、シューズ、スポーツ等、様々な用途で高く評価を得ている。
ヒトの体温でやわらかくなる ヒューモフィット
