豊田合成は７月３日、６月30日に東日本復興支援活動の一環として、岩手県立宮古商工高等学校で「車イス修理指導会」を行ったことを発表した。
同校は、岩手県内の破損した車いすを修理して、アジア諸国へ贈呈している。かつては車いすの修理方法をインターネットや本を参考に独自で学んでいたが、さらに修理技能を向上したいと、同社従業員によるボランティアサークル「車イスドクターズ」に指導依頼の要望があり、指導会を２０１５年から毎年実施している。今回は、同校の３年生３名が「車イスドクターズ」のメンバーからアドバイスを受け、ブレーキの修理方法やタイヤのメンテナンス方法を学んだ。
なお、修理方法を学んだ生徒は、地元の老人ホームを訪問し、修理活動の範囲を広げている。
車イス修理指導
車イスドクターズのメンバーと生徒
