横浜ゴムは7月5日、同社の従業員による社会貢献基金「YOKOHAMAまごころ基金」が今年6月、特定非営利活動法人「グッドネーバーズ・ジャパン」へ活動支援金を寄付したことを発表した。同社はマッチングギフトとして支援金と同額を寄付し、支援合計金額は60万円となる。
「グッドネーバーズ・ジャパン」は世界中の人々の人道・開発援助を目的に1991年に設立された国際組織「グッドネーバーズ・インターナショナル」の一員で、アジア・アフリカでは教育や水、医療などの支援、国内ではひとり親世帯への食料支援を行うフードバンク事業「グッドごはん」を展開し、子どもの貧困対策に取り組んでいる。今回の支援金は「グッドごはん」事業を通じて、約600世帯への新米配付(1世帯当たり2kg)に役立てられる。
「YOKOHAMAまごころ基金」は、寄付を希望する従業員が会員となり給与から毎月1口100円を天引きして積み立て、集まった資金を環境保全や人権擁護などに取り組むNPO、NGOなどへの資金援助や重大な災害への義援金として拠出することを目的に2016年5月に設立された。横浜ゴムはマッチングギフトとして同基金支援額と同額を寄付する仕組みとなっている。
同社グループは、2021年度から2023年度までの中期経営計画「Yokohama Transformation 2023(YX2023)」(ヨコハマ・トランスフォーメーション・ニーゼロニーサン)のサステナビリティ経営において「未来への思いやり」をスローガンに掲げており、事業活動を通じた社会課題への貢献を持続的な企業価値向上に繋げていく。
2023年07月06日