ピレリは７月６日、最もスポーツ性の高いモデルの性能を際立たせることを目的とする自動車メーカー向けに設計されたセミスリックタイヤの最新バージョンのタイヤ「Ｐ Ｚｅｒｏ Ｔｒｏｆｅｏ ＲＳ」を発表した。「Ｐ Ｚｅｒｏ Ｔｒｏｆｅｏ ＲＳ」は、「Ｐ Ｚｅｒｏ Ｔｒｏｆｅｏ Ｒ」の技術的な進化版として誕生した。Ｐ Ｚｅｒｏ Ｔｒｏｆｅｏ Ｒは元々、サーキットでのパフォーマンスを向上させるためのアフターマーケット用タイヤとして設計されたが、Ｐ Ｚｅｒｏ Ｔｒｏｆｅｏ ＲＳは主に純正装着用として設計されており、カーメーカーは新車時からスポーツドライビングを楽しむことができる車を供給することができる。
同社のこの新世代セミスリックタイヤは、ドライ性能と安定性をさらに向上させ、タイヤが最も酷使される時も、性能はより長く維持され、様々なサーキットシーンでより速く、より安全な走行が可能になる。これはモータースポーツのトップカテゴリーにおける同社の豊富な経験によるもの。特にトレッドパターン・コンパウンドに使用されている材料は、そのノウハウを最大限に活用し、ロードユースとアマチュア・サーキットユースの両方に適応している。このタイヤはハイパーカーやスーパーカーの公道用純正タイヤであるため、同社のエンジニアは濡れたアスファルト上での安全性にも注力した。
「Ｐ Ｚｅｒｏ Ｔｒｏｆｅｏ ＲＳ」は、すでに純正装着車用として販売されており、将来的にはアフターマーケット用のタイヤも幅広く用意される予定。また、「Ｐ Ｚｅｒｏ Ｔｒｏｆｅｏ Ｒ」は、引き続き特定のサイズが利用できる。
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